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依然厳しい取り締まりの続くシンガポールでは、4月17日、 複数の企業や個人に対してCOVID-19 (Temporary Measures) 法に基づく罰金が科されたことを公表しました。
・Gap Year Hostel (322 Lavender Street)は、ホステルをチェックアウトした宿泊客の情報を記録していなかったとして、SGD2,000の罰金を科された。
4月7日に可決されたCOVID-19 (Temporary Measures) 法においては、ホステルはチェックアウトした全宿泊客の情報を記録しておく必要があり、違反の罰則は、初回でSGD10,000以下の罰金または6か月以下の禁固もしくは両方となっている。
シンガポール政府(Singapore Tourism Board)は3月より、ホステル・ホテルの定期的な視察を実施しており、引き続きCOVID-19 (Temporary Measures) 法違反が無いかの取り締まりを継続するとのこと
・F&B業のCrave (Lot One Shoppers’ Mall)は、Safe Distancing規定を遵守しなかったとしてSGD1,000の罰金を科された。1mの距離を保たず、顧客およびデリバリー配達員が店舗内で混雑していたとのこと。
・4月13日~16日にかけて、教育事業、健康食品店、健康・美容グッズ店、自動車部品小売店をはじめとした13の業者が、Essential Serviceではないとして営業停止命令を受けた
・飲食店従業員や美容院、スーパーマーケットの店員を含む11人が、マスクを着用しなかったとしてSGD 300の罰金を科された。
4月14日以降、全住民のマスク着用が義務化されており(一部例外を除く)、初回違反への罰則はSGD300の罰金、複数回にわたる違反の場合は高額の罰金や起訴処分の可能性もある