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新型コロナウイルスによる在宅勤務長期化の影響で、従業員のメンタルヘルスが心配されている現状を受け
MOMを始めとした複数の政府機関の連名で4月24日、雇用主・従業員それぞれが気を付けるべきポイントと政府によるサポートが公開されました。
▼雇用主が気を付けるべきポイント
a. 業務停止中の従業員に対して、給与・休暇の取り扱いを通知する
雇用主は、新型コロナウイルスによる業務停止中はMOMからの給与・休暇の取り扱いに関する勧告(https://www.mom.gov.sg/covid-19/advisory-on-salary-and-leave)に従い、その期間中の給与・休暇の取り扱いポリシーをできる限り早く従業員に告知すること
b. スタッフの状態を定期的に(週に一度等)確認する
マネージャー層は、ビデオコール等でのカジュアルな会話を通じてスタッフの状態を確認すると共に、元気づけるように心がける。業務に関する打ち合わせの前後に、業務外の内容について会話する機会を持つことも有効。
c. 子持ちの従業員に対して、柔軟な働き方を認める
Home-Based Learning中の子供を抱えている場合を始めとして、子供のいる従業員に対しては在宅勤務中も柔軟な働き方を認めること。人事部から以下のようなオンラインサポートサービスを該当の従業員に紹介することも有効。
www.facebook.com/familiesforlife.sg
www.babybonus.msf.gov.sg/parentingresources
go.gov.sg/parentingsupport for more information
d. 外部カウンセリングサービスを提供する
従業員の福利厚生の一環として、Employee Assistance Programme (EAP) への登録も検討したい。※従業員のカウンセリングに関する情報は機密情報として厳重に管理
https://www.mom.gov.sg/covid-19/inter-agency-advisory-on-supporting-mental-well-being#annex-a
https://www.mom.gov.sg/covid-19/inter-agency-advisory-on-supporting-mental-well-being#annex-b
個人事業主の受診も可。
従業員のメンタルヘルスに関しては、以下ツールキットでより詳しく確認することができる
Mental Health Toolkit for Employers (https://www.ncss.gov.sg/Press-Room/Publications/Detail-Page?id=Mental-Health-Toolkit-for-Employers)
▼従業員・自営業が気を付けるべきポイント
a. 社会とのつながりを保つ
従業員は、家族や友人とのビデオ通話やメッセージのやり取りを定期的に行うように心がける。サポートが必要な場合は、National CARE Hotline(https://www.mom.gov.sg/covid-19/inter-agency-advisory-on-supporting-mental-well-being#annex-b)もサポートを提供しているので、活用することができる。
b. 健康で活動的なライフスタイルを保つ
・最低7 – 8 時間の睡眠時間を毎日確保する
・免疫力を高めるために、バランスの取れた食生活を送る
・毎日適度に体を動かす
・1~2個趣味を持つ(読書、音楽を聴く、オンライン講座を受講する 等)
・簡単にできる気分転換・心身のリラックスのエクササイズを取り入れる(https://healthhub.sg/live-healthy/435/stressrelaxationtechniques)
c. 補助金や政府サポートを活用する
収入の減少に直面している人達に向けて、政府は様々な補助(家庭・ビジネス両方)を提供中。
補助金についてはコチラ supportgowhere.gov.sg
d. SGUnited サイトで職を探す
新型コロナウイルスの影響を受けた雇用主・従業員に対して、政府は今後1年間で約10,000の雇用創出を目指している。
詳しくはコチラ sgunitedjobs.gov.sg
▼詳しくはコチラ
https://www.mom.gov.sg/covid-19/inter-agency-advisory-on-supporting-mental-well-being#annex-b