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【新型コロナウイルス】シンガポールの医療体制:軽症者向け施設の拡充や人材の再配置を推進 

  

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MOHは4月28日、長期に渡って感染者が出続けると考えられる新型コロナウイルスに対して、長期的な目線での医療体制の整備が整ってきたとして、シンガポールの医療戦略と現在の取り組みを公開しました。安定的な医療体制構築の目途が立ってきたことで、Circuit Breaker後の規制の段階的な緩和に向けた計画立案も進められているとしています。 

  

  

  

  

シンガポールの医療戦略 

  

▼最初の診察での対応 

 
・急性呼吸器感染症の症状は認められるものの、状態が良好な場合 → 5日間の診断書を出され、自宅隔離 

 
・新型コロナウイルスの臨床症状に当てはまると判断された場合 → 検査の上、結果を待つ間は自宅で自己隔離(自宅で自己隔離ができない人のための施設もある) 

 
・症状が重い場合 → すぐに病院に搬送され、病院での検査と治療となる 

  

  

▼複層的な収容施設構造 

  

・病院に加えて、コミュニティケア施設(CCF: Community Care Facility)と回復施設(CRF: Step-down Community Recovery Facility)を新たに設置し、患者の症状や回復状態に応じた処置を行っている。 

  

・まず患者の状態によって最初の入居施設を分けた上で、状況に応じて適宜適切な施設への移送を行い、回復し感染の危険が無くなった患者は速やかに退院させるという医療的な戦略を取ることで、医療に係るリソースを適切に配置し、医療崩壊を防いでいる。 

  

・コミュニティケア施設(CCF: Community Care Facility): 軽度~無症状の感染者のほどんどは最小限の医療的ケアで回復するため、コミュニティケア施設(CCF)に入所する。ただし、コミュニティケア施設に入所した場合でも、症状が悪化した場合はすぐに病院に搬送できるよう、健康状態の確認は24時間体制で厳密に実施されている。 

  

・回復施設(CRF: Step-down Community Recovery Facility) : 専門家の研究によると、発症から14日間安定した状態にある患者の場合、臨床的に安定したままである可能性が高く、一般にそれ以上の医療的ケアを必要としない。このような患者は、回復施設(CRF: Step-down Community Recovery Facility)に移送される。 

  

  

  

  

医療体制拡充への取り組み 

  

▼病床数の拡充 

 
・コミュニティケア施設 : シンガポールEXPO等の巨大施設を含めて、現在は約10,000床収容可能で、 6月末までにキャパシティを20,000床に倍増することを目指している。 

 
・回復施設 : 現在のキャパシティは2,000床強で、一部の患者のコミュニティケア施設から回復施設への移行を開始している。6月末までに収容可能人数を10,000床以上に増やす計画。 

  

・公立病院:新型コロナウイルスの患者受け入れ態勢を確保するために、公立病院では、緊急性の低い治療を延期し、ICUと隔離病棟のベット数を増やす・追加の人工呼吸器を購入するといった措置を取っている 

  

 
▼民間事業者との取り組み 

 
・シンガポールEXPOに設置したコミュニティケア施設は、多数の民間事業者と協業することで、圧倒的な速度で病床数の拡大が実現している。 
テマセクホールディングス、シンガポールエキスポ(会場運営者)、スルバナジュロン(施設のセットアップ)、IHiS(技術支援、管理、電子医療記録およびバイタルサインモニタリング)、Resorts World Sentosa(管理エージェント)、PSA(プロジェクト管理)、ST Engineering(技術ソリューション)、Certis Cisco(セキュリティ)、Parkway Pantai、Woodlands Health Campusおよびシンガポール軍隊(医療チームの提供) 

  

・チャンギエキシビションセンターに設置したコミュニティケア施設も同様。 
MINDEFに関連する組織、Experia Events(会場所有者)、Surbana Jurong(デザインコンサルタント)、国防科学技術庁、DSO National Laboratories(PPEの温度スクリーニングや洗浄などの技術ソリューションプロバイダー)、STエンジニアリング(食品配送用のロボットを提供)、マンダリンオリエンタル(管理エージェント)、ラッフルズメディカルグループ(医療サポート) 

 
  

▼医療従事者数の拡充 

 
・民間の医療従事者との協業 : 民間の医療専門家に向けたSG Healthcare Corps という人材プールを立ち上げ、約3,000人の医療関係者が登録している。 

 
・退職者の再雇用 

  

・ボランティアの活用 

 
・新型コロナウイルスの影響を受けた人材の医療現場での再配置 : 例えば、新型コロナウイルスの影響で業務が無い状態にあるシンガポール航空の客室乗務員は、看護サポート(Care Ambassador)として、看護スタッフの下で 管理業務・患者への対応のサポート業務に従事している。 

 
・テクノロジーによるバックアップ体制 : 人的リソースの確保のため、コミュニティケアセンターでの24時間体制の医療は、医療用監視システムやオンライン診断を活用している。 

  

  

  

 
詳しくはコチラ 
https://www.moh.gov.sg/news-highlights/details/comprehensive-medical-strategy-for-covid-19