【新型コロナウイルス】5月12日から小売店の営業が一部再開 

  

MOMが発表したSafe Management Measuresに対応する形で 5月9日、エンタープライズシンガポール(ESG)、住宅開発委員会(HDB)、シンガポール政府観光局(STB)、および都市再開発局(URA)は小売店の許容活動および安全管理措置に関する運用ガイダンスを発表しました。ショッピングモール、スーパーマーケット、独立店舗(IKEA、Decathlonなど)を含む全小売店が対象となります。 

  

要点は以下の通りです 

  

  

  

【5月12日以降営業再開となる業種】 

  

・5月12日以降、一時営業停止となっていた美容院(基本的なカットサービスのみ)、クリーニング・ランドリーサービス、ペットフード・ペット関連用品店、Traditional Chinese Medicine (TCM)店は営業再開が可能に 

  

▼5月12日以降再開可能な業種リスト 
https://www.enterprisesg.gov.sg/-/media/esg/files/media-centre/media-releases/2020/may-2020/annex_retail_9-may-2020.pdf?la=en 

  

・その他、必須でない小売店については引き続き営業停止。但し、政府の指定するガイドラインを遵守した上で、オンラインでの販売と配送は継続して行うことができる。 

  

  

【注意点】 

  

・営業する場合、連絡先の追跡、Safe distancingの確保、および店舗の衛生管理を徹底する 

 
・全ショッピングモール、スーパーマーケット、理髪店/美容院ではSafeEntryシステムの導入が必須に。他小売店も導入を推奨。 

 
・全ショッピングモール、独立型店舗、スーパーマーケットは、入口での体温検査が義務付け。ショッピングモールの外にある他の全小売店も、可能な限り体温検査の実施を推奨。 

 
・店舗側では、レジ前に印をつけて顧客同士が必要以上に接近しないようにする、1mのSafe distancingを遵守する、セルフレジやContactless pickup等のシステムを整える等、可能な限り接触を避ける施策を徹底する。 

  

・特にスーパーマーケットでは、以下のような施策が推奨される 

高齢者、障害者、妊婦等専用の時間を確保する 
モールのアトリウムまたは屋外エリアを使用して商品を一時的に販売し、店内の混雑を回避する 
可能な限り、店内への入場を1家族あたり1人までとするよう、顧客に呼びかける 

 
・顧客、店員、配達員等全員のマスク着用は継続して実施する他、消毒液の設置等衛生管理にも配慮する 

  

・オフィス側では、別途MOMから発表されたSafe Management Measuresに従い、SMOオフィサーの任命、職場環境の衛生管理、社員の健康状態のモニター、シフト体制やチーム分け等を実施する 

  

  

▼詳しくはコチラ 

https://www.enterprisesg.gov.sg/media-centre/media-releases/2020/may-2020/safe-management-measures-for-retail-establishments