【新型コロナウイルス】日星間の入国ルール 最新状況の解説 2020/10/20時点 

2020年9月18日、日星間の「ビジネストラック」の運用が開始しました。 

これを受けて、2020年10月20日現在の日本⇔シンガポール間の往来のルールについて以下に再掲致します。 

  

※本情報は、シンガポール政府と日本外務省のウェブサイトに記載されている情報をまとめたものです。新しい制度になりますので、このページの情報はあくまで参考情報としてご活用いただき、詳しい情報に関するお問合せは、シンガポール政府・シンガポール日本大使館までお願い致します。弊社ではビジネストラックに関するお問合せはお受けしかねますので、ご了承ください。 

  

シンガポール日本大使館  

https://www.sg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話番号:+6562358855 

  

※「ビジネストラック」は、申請準備・申請作業・入国時のサポートまで全てシンガポールの受け入れ先企業様で行う必要がありますので、弊社ではサポートは承っておりません。 

  

  

  

I. シンガポール在住の就労ビザ保有者が日本に一時帰国する場合 

  

【シンガポール→日本】 

  

  

①ビジネストラックを使用する場合(ビジネス上の理由のみ) 

  

  

◆事前準備 

  

日本本社 
・日本本社は「誓約書(日本人ビジネストラック)」(追加的な防疫措置の実施を確保するために必要な措置をとること等を受入企業・団体が誓約する書類)と「本邦活動計画書」(誓約書の添付書類。本邦帰国後14日間の滞在場所、移動先等の対象者の活動計画につき事前に申告するもの。)に必要事項を記入・署名。 
・原本は対象者の日本入国後6週間、日本本社で保管。対象者にはソフトコピーを共有。 

  

対象者 
・日本入国前の14日間、毎日検温を実施し、健康状態をウォッチする。事前提出は不要で、日本行きの飛行機の中で配布される「質問票」に内容を記入。 
・必要事項を記入・署名した「誓約書(日本人ビジネストラック)」(写し)及び「本邦活動計画書」(写し)を在シンガポール日本国大使館に提出し、大使館よりビジネストラックの利用者であることを証明する「カバーレター」を入手する。 
大使館へのコンタクトリンク 
https://www.sg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji_reserve.html 
・シンガポールからの出国前72時間以内に、「Safe Travel」サイトに掲示のシンガポール政府指定の医療機関でPCR検査を受け、陰性であることを証明する「検査証明」を取得する 
https://safetravel.ica.gov.sg/pre-departure-test 
(検査を受ける際に日本大使館発行の「カバーレター」が必要になる。また、検査には予約が必要)。 

シンガポールに居住する日本人が日本に一時帰国する場合、本「カバーレター」はシンガポール再入国許可証に代わるものとなるため、シンガポールへの入国・帰国時には必ず持参する。 
検査証明は原本でもスキャンでも受付可能。 

  

 
・日本で民間医療保険(滞在期間中の医療費を補償する旅行保険を含む。)に加入しているようにする。※日本の公的保険制度(健康保険や国民健康保険など)に加入している場合は不要 

  

  

◆日本入国時 

  

・以下を空港検疫に提出する 
「誓約書(日本人ビジネストラック)」ハードコピー 
「本邦活動計画書」ハードコピー 
「検査証明」原本又はハードコピー 
「質問票」原本(機内で配布) 
※ハードコピー:スキャンしたデータをプリントアウトしたもの 
※ビジネストラックでシンガポールに入国後14日以内に日本に帰国する場合は「検査証明」は不要 

  

・空港検疫までに、以下アプリをDL 
LINE(帰国後14日間毎日、健康状態の報告を行う) 
厚生労働省が指定する接触確認アプリ(帰国後14日間、同アプリの機能を利用する) 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html 
地図アプリ(位置情報の保存を開始し、帰国後14日間、位置情報を保存する) 
https://www.mhlw.go.jp/content/000652555.pdf 

  

・LINEを通じた健康フォローアップに対して毎日連絡がない場合や、対象者が陽性となる保健所に訪問した際に接触確認アプリの導入や位置情報の保存が確認できない場合等には、誓約違反と見なされる。誓約違反した受入企業・団体は、関係当局により名称を公表され得るとともに、今後本スキームに基づく人の受け入れが認められない可能性がある 

  

  

◆日本到着後 

  

・14日間は交通機関の使用不可。 
・「本邦活動計画書」に基づき、14日間は職場と自宅の往復のみ等の行動制限 

※個室、バス、トイレの個別管理ができる施設を確保する。(個室の外にキッチンなどの共用スペースがある場合は、当該共用スペースは利用しない) 
・LINEでの健康状態の申告及び接触確認アプリ・地図アプリの起動 

  

  

 
②「ビジネストラック」を利用しない場合 

  

◆事前準備 

  

・特に無し 

  

  

◆日本入国時の対応 

  

・空港にてPCR検査を受ける 
・検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で待機。到着から検査結果判明まで1~3時間程度であるものの、再検査をするなど状況によっては到着の翌日に判明する場合があり、その後、入国の手続きとなる。 

  

  

◆日本到着後の対応 

  

・14日間は自宅で自主隔離を行う 

隔離場所:自宅、社宅、親戚の家、友人の家、マンスリーマンション、自身で予約したホテルなど 
 (宿舎などのトイレやお風呂など、複数の人が共同で使用する場所がある施設は対象外) 
・この間、公共交通機関の使用は禁止 
・入国後に待機する滞在場所と、空港等から移動する手段を検疫所に登録すること 

政府公認ハイヤー会社リンク 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00020.html

  

  

 
【日本→シンガポール】 

  

  

◆事前準備 

  

シンガポール法人 
・MOMに対して、対象者のシンガポールへの入国申請を行う。 
https://form.gov.sg/#!/5e3cbabee41f590012014e91 
※申請時にはCorp Passを使って申請を行う。 
※シンガポールで通じる+65から始まる携帯電話番号を登録する必要があるので、無い場合は準備する 
※1日に受け入れる外国人の数には限りがあるため、リジェクトされる可能性もある。その場合は別日を指定して何度でも申請可。 
※以下の政府公式サイトより、入国日から逆算していつから入国申請ができるのかを計算することが可能。 
https://service2.mom.gov.sg/shn/when-to-apply-entry/ 
※2020年9月22日時点で、申請が混雑している状況であるため、余裕を持って申請を行う。 

  

・MOMから入国許可が下りたら、申請した日程で飛行機の予約を行う 
・後日MOMから送られてくるPCR検査(SGD200程度)とSHN施設(SGD2,000)の支払いを行う 

  

  

対象者 
・到着日の3日前から、ICAの「SG Arrival Card」にて、健康状態とシンガポールでの滞在先等の申告を行う 

https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/

・体温計の準備 

・14日間のホテルでの隔離生活に向けて、常備薬や健康器具、衣類等必要なものの準備 

  

  

◆シンガポール入国時の対応 

  

・イミグレーションで以下を提示 
パスポート 
SG Arrival Cardの受付完了メールのコピー 
MOMからの入国許可書/入国許可メール 
EP/DP等の就労ビザ原本、若しくはIPA 
通信できるスマートフォン 

  

・政府担当者の指示に従い、バスでSHN施設に向かう 
・Whatsapp、Homerアプリのインストールを行い、起動する 

  

  

◆シンガポール到着後の対応 

  

・SHN施設で14日間隔離生活を行う 
・1日に3度体温測定を行い、Homerアプリから申告する 
・政府担当者からWhatsappや電話で連絡がくるため、常時応答する 
・14日間のSHNの後半にPCR検査を受ける。日時については政府からSMSで指示が来るため従う 

  

  

  

II. 日本在住の日本人がシンガポールに出張する場合(ビジネス上の理由のみ。シンガポールでの滞在は30日間に限られる) 

  

【日本→シンガポール】 

  

◆事前準備 

  

シンガポール法人 
・対象者の往復の航空券を予約する 
・「Safe Travel Pass」の申請。入国予定日の5週間前から2週間前までの間に申請が可能。申請手続きには最大で7営業日かかる場合があるため、なるべく早めの申請が望ましい。 

https://safetravel.ica.gov.sg/japan/rgl/requirements-and-process 
※申請にはCorp Passを使う 

  

対象者 
・健康状態を確認し、体調不良の場合は旅行を延期する 
・出発前14日以内には日本から出国しない 
・到着日の3日前から、ICAの「SG Arrival Card」にて、健康状態とシンガポールでの滞在先等の申告を行う 
https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/ 

  

・出国前72時間以内にPCR検査を受け、新型コロナウイルス陰性であることを証明する証明書を取得する(費用は自己負担)。 
証明書は日本政府が指定した医療機関で発行されたものに限る。 

PCR検査対応可能クリニックのリスト 

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html

  

・出国前に、シンガポールチャンギ空港でのPCR検査の申し込みと支払いを済ませておく(費用は自己負担) 
https://safetravel.changiairport.com/#/ 

  

 
◆入国時 

  

・イミグレーションで以下を提示 
パスポート 
有効なSafe Travel Passのコピー 
シンガポール出発の72時間前までに受けたPCR検査の陰性証明書 
帰りの航空券のEチケット 

  

・空港にて再度PCR検査を受ける 
・その後、受入側の会社または政府機関が車両を手配し、空港から宿泊先まで対象者を直接送り届ける 
・PCR検査結果が出るまでは、事前申告済みの宿泊地(非居住地のみ)で自主隔離。 

  

 
◆シンガポール滞在中 

  

・Trace Togetherアプリをダウンロードし起動する。もしダウンロードができない場合、政府が提供する追跡デバイスをシンガポール法人が手配し、対象者に携帯させる。 
※シンガポール滞在中、またはシンガポール出発後14日以内に新型コロナウイルスの陽性反応が出た場合は、TraceTogetherのデータをアップロードする必要があるため、必須。 

  

・最初の14日間はシンガポール法人の監督下で、政府に申請した旅程を遵守して行動する。また、公共交通機関の利用は禁止で、自家用ハイヤー、タクシー、または社用車での移動。 

  

 
【シンガポール→日本】 

  

①ビジネストラックを使用する場合 

  

◆事前準備 

  

日本本社 
・日本本社は「誓約書(日本人ビジネストラック)」(追加的な防疫措置の実施を確保するために必要な措置をとること等を受入企業・団体が誓約する書類)と「本邦活動計画書」(誓約書の添付書類。本邦帰国後14日間の滞在場所、移動先等の対象者の活動計画につき事前に申告するもの。)に必要事項を記入・署名。 
原本は対象者の日本入国後6週間、日本本社で保管。対象者にはソフトコピーを共有。 

  

対象者 
・日本入国前の14日間、毎日検温を実施し、健康状態をウォッチする。事前提出は不要で、日本行きの飛行機の中で配布される「質問票」に内容を記入。 

  

・必要事項を記入・署名した「誓約書(日本人ビジネストラック)」コピー、及び「本邦活動計画書」コピーを在シンガポール日本国大使館に提出し、大使館よりビジネストラックの利用者であることを証明する「カバーレター」を入手する。 
大使館へのコンタクトリンク 
https://www.sg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji_reserve.html 

 
・シンガポールからの出国前72時間以内に、「Safe Travel」サイトに掲示のシンガポール政府指定の医療機関でPCR検査を受け、陰性であることを証明する「検査証明」を取得する 
https://safetravel.ica.gov.sg/pre-departure-test 
(検査を受ける際に日本大使館発行の「カバーレター」が必要になる。また、検査には予約が必要)。 
・ただし、ビジネストラックでシンガポールに入国後14日以内に日本に帰国する場合は、「検査証明」は不要。 
検査証明は原本でもスキャンでも受付可能。 

  

  

◆日本入国時の対応 

  

・以下を空港検疫に提出する 
「誓約書(日本人ビジネストラック)」ハードコピー 
「本邦活動計画書」ハードコピー 
「検査証明」原本又はハードコピー 
「質問票」原本(機内で配布) 
※ハードコピー:スキャンしたデータをプリントアウトしたもの 
※ビジネストラックでシンガポールに入国後14日以内に日本に帰国する場合は「検査証明」は不要 

  

・空港検疫までに、以下アプリをDL 

  

LINE(帰国後14日間毎日、健康状態の報告を行う) 

  

厚生労働省が指定する接触確認アプリ(帰国後14日間、同アプリの機能を利用する) 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html 

  

地図アプリ(位置情報の保存を開始し、帰国後14日間、位置情報を保存する) 
https://www.mhlw.go.jp/content/000652555.pdf 

  

・LINEを通じた健康フォローアップに対して毎日連絡がない場合や、対象者が陽性となる保健所に訪問した際に接触確認アプリの導入や位置情報の保存が確認できない場合等には、誓約違反と見なされる。誓約違反した受入企業・団体は、関係当局により名称を公表され得るとともに、今後本スキームに基づく人の受け入れが認められない可能性がある 

  

  

◆日本到着後の対応 

  

・14日間は交通機関の使用不可 
・「本邦活動計画書」に基づき、14日間は職場と自宅の往復のみ等の行動制限 
・LINEでの健康状態の申告及び接触確認アプリ・地図アプリの起動 

  

 
②「ビジネストラック」を利用しない場合 

  

◆事前準備 

  

・特に無し 

  

  

◆日本入国時の対応 

  

・空港にてPCR検査を受ける 
・検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で待機。到着から検査結果判明まで1~3時間程度であるものの、再検査をするなど状況によっては到着の翌日に判明する場合があり、その後、入国の手続きとなる。 

  

  

◆日本到着後の対応 

  

・14日間は自宅で自主隔離を行う 
・この間、公共交通機関の使用は禁止 
・入国後に待機する滞在場所と、空港等から移動する手段を検疫所に登録すること 

  

  

  

※最新の入国条件は必ずご自身の責任で、各国政府公式発表をご参照ください 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/page22_003415.html 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html#Q1-1 
https://www.ica.gov.sg/covid-19 
https://www.mom.gov.sg/covid-19