【新型コロナウィルス】シンガポール、陽性者発生後の在宅勤務制度開始後の対応方法

シンガポール政府は、2021年9月22日より、現行のスナップWHF(Snap Work From Home – 職場での陽性者発生後の在宅勤務)体制を変更することを発表しましたが、併せてスナップWHF体制開始後の対応方法が追記されています。 
  
主なポイントは以下のような内容です。 

●新型コロナ陽性者3人目の結果が出た翌日から開始。 
●確認された陽性者と濃厚接触があった雇用者・従業員共に自己隔離をさせる。 
●影響を受ける全ての従業員は、健康状態をモニターし、職場に戻る前10日間の間、少なくとも週2回、ARTキットで自己陽性確認テストを行う。 
  
▼MOH原文はこちら 
Revisions to Snap Work-From-Home Regime (mom.gov.sg) 

 
  
▼日本語要約 

●確認された陽性者が勤務していた職場敷地内の直近の区画を直ちに封鎖すること。陽性者との持続的かつ密接な接触がなかった場合は、建物やフロア全体から立ち退く必要はない。 

●職場での適切な安全管理措置を見直し、下記の事項が確実に実施されていることを確認する。 
 ・ 自宅勤務が可能な従業員が職場で勤務する場合には、その対象従業員の半数までとする 
 ・ 職場での社交的集まりを禁止する 
 ・ 食事休憩は個別で取る 
 ・ 時差出勤やフレックス制を導入する 
 ・ 1メートルの対人距離を保つ 

新型コロナに強い国家実現に向けて、雇用者と従業員の双方が職場での感染リスクを軽減する役割を担っている。お互いの安全を守るためにも、最新の要求事項を遵守する必要がある。最新の「職場における安全管理措置」は、https://go.gov.sg/smm を参照。