【新型コロナウイルス】シンガポール、11月1日以降、ウォークインでモデルナワクチンのブースター接種可能に 

政府は、モデルナワクチン接種センターにモデルナワクチンの在庫が十分確保されたため、ウォークインに対応できると判断し、2021年11月1日よりウォークイン接種を開始します。これにより人々がより早くブースター接種を受けられるようになります。30歳以上のすべての方が、各モデルナワクチンセンターにて、ブースター接種を受けられるようになります。 

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MOH | News Highlights 

▼日本語要約 

【11月1日より、モデルナワクチンのブースター接種のウォークインを開始】 

・予備調査の結果、新型コロナ感染に対する防御を強化し、重症者に対しても継続的に優れた防御を持続することがわかったため、ブースターワクチン接種プログラムを推奨している。これがシンガポールの人々の安全を守る最善の方法である。対象者でありながらまだブースター接種を受けていない方にも、ぜひ受けていただきたい。 

・ワクチンのブースター接種の対象とされている人は、ファイザー・バイオンテック/コミナティワクチン又は、Modernaワクチンのいずれかを選択することができ、過去2回の接種時に受けたワクチンと同じものを受ける必要はない。シンガポールでは、ファイザー・バイオンテック/コミナティのみでワクチン接種プログラム(NVP)を開始したので、ファイザー・バイオンテック/コミナティワクチンを2回接種した人も多くいる。以前、ファイザー・バイオンテック/コミナティワクチンを接種した方でも、モデルナワクチンをブースター接種することができる。 

・現在、60歳以上の高齢者は、既に予約なしでどこの予防接種会場でも、ブースター接種を受けることができる。2021年11月1日以降、半年前(つまり2021年5月1日以前)に2回目の接種を終えた30歳以上のシンガポール人、永住者、長期滞在パス保持者は、モデルナワクチンを提供している9つの予防接種センターに、事前の予約なしで入り、ブースター接種を受けることができる。これは、ファイザー・バイオンテック/コミナティワクチンまたはモデルナのmRNAワクチンによる1次接種を終えた人にも適用される。モデルナワクチンを提供している予防接種センターは以下の通り。 

   Buona Vista Community Club 

   Hong Kah North Community Club 

   Kebun Baru Community Club 

   Potong Pasir Community Club 

   Punggol 21 Community Club 

   Radin Mas Community Club 

   Tampines East Community Club 

   Woodlands Community Club 

   Yew Tee Community Club 

・. 建設、海洋、加工(CMP)部門の寮に住むすべての移民労働者および寮に住まない労働許可証を持つ移民労働者へのワクチンブースター接種は、MOMによって予定されている。 

【新型コロナに強いシンガポールに安全に移行する為の総力を挙げた努力】 

 ・新型コロナウイルスと共存するということは、ウイルスが存在しないかのように生活することではない。それよりも、自分や大切な人の安全を守るために、一人ひとりが自分の力で必要な行動をとることが大切である。これには、ワクチン接種やワクチンブースター接種を受けること、安全管理措置を遵守すること、また、高齢者や予防接種を受けられない家族を訪ねる前や、職場に入る前など定期的に自己診断を行う等社会的責任を果たすことなどが含まれる。 医療上の理由により、パンデミック特殊アクセスルート(PSAR)が承認したmRNAワクチンのを摂取することができない、またはPSARが承認したmRNAワクチンの接種体制を完了することができない個人は、シノバック-コロナバックでワクチンブースター接種することをお勧めする。 

・みんなの力を合わせれば、新型コロナの感染率を減らし、医療システムに負担をかけず、シンガポールの安全を守りながら、「新型コロナに強い国家」を実現できるだろう。