【新型コロナウイルス】シンガポール、ワクチン接種済みレーン(VTL)の更新ならびに旧正月期間の注意事項 

2021年12月初旬に導入された現在のワクチン接種済みレーン(VTL)体制は、オミクロンの変種をより理解する間、普及を遅らせようとしたものです。これは、変種株とオミクロン株のより広いコミュニティでの感染を考慮すると、現在ではあまり意味がありません。そこで、政府は下記の通り、VTL旅行者の検査体制の修正を発表しました。 

  

 ●2022年1月23日2359時間以前に到着したVTL渡航者:引き続き既存の検査体制(到着から2 日目、4日目、5日目、6日目はオンラインで結果を提出する監視なしのART自己検査、3日目と7日目は監視ありのART検査)を継続する必要があります。 

  

 ●2022年1月23日2359時間以降に空と陸の両方のチェックポイントを経由してシンガポール に入国するVTL旅行者:到着後2日目から7日目までは、居住地や宿泊地を離れる必要がある場合に限り、監視なしのART自己検査を行う必要があります。渡航者はARTの結果を提出する必要はありませんが、外出前に陰性であることを確認する必要があります。 

  

又、政府は、旧正月中の注意事項として、一世帯当たりの訪問者数1日5人まで、飲食店での外食は5人までという現行の「安全管理対策(SMM)」を遵守するよう注意喚起を促しました。 

  

▼MOH本文 

MOH | News Highlights 

  

▼日本語要約 

  

ワクチン接種済みレーン(VTL)の更新 

2022年1月23日2359時間以降に空と陸の両方のチェックポイントを経由してシンガポールに入国するVTL旅行者は、到着後2日目から7日目までは、居住地や宿泊地を離れる必要がある場合に限り、監視なしのART自己検査を行う必要があります。渡航者はARTの結果を提出する必要はないが、外出前に陰性であることを確認する必要がある。 

  

ART検査(VTL経由の到着時検査と2~7日目の監視なしのART自己検査)で陽性となった渡航者は、確認用PCR検査を受ける必要はなく、プロトコル2.に基づいて回復するだけでよい。ただし、潜在的にリスクが高いと自認する人は、陽性判定後に体調が良くても医師の診断を受けておくべきである。 

  

シンガポール入国する為のVTL航空券・バス券の定員は今後も50%を上限とする。引き続き、現地および世界の新型コロナ感染状況を確認し、それに応じて対策を調整する予定。 

  

  

最近新型コロナから回復した旅行者の旅行を容易にするために 

  

世界的な患者数の増加に伴い、新型コロナから回復したばかりの旅行者が増えている。このような旅行者は、回復した後も非感染性のウイルス断片を排出し続けるため、感染リスクがないにもかかわらず、COVID-19の検査で陽性となることがある。最近感染から回復した完全ワクチン接種者は、最近の新型コロナ感染とワクチン接種により高いレベルの免疫を獲得しているため、再感染の可能性は低いと考えられる。 

  

したがって、2022年1月23日2359時以降に到着する旅行者で、ワクチン接種完了者で最近回復した(すなわち、最後の感染から90日以内)人は、適切な証明書類を提供できる場合、すべての検査とSHN要件が免除される。ワクチン接種を完了していない回復した旅行者は、出国前の検査要件が免除されるが、その他の一般的な国境措置はすべて適用される。これにより、最近回復した居住者が海外に渡航する際の安全な帰還を促進することが可能に。 

  

水際措置の定期的な見直し 

  

シンガポールへの旅行における安全な旅行レーンおよび各カテゴリーにおける現行の水際措置は、Safe Travelのウェブサイト上で更新される。旅行者は、シンガポール入国前に同ウェブサイトで該当する国や地域の最新の水際措置を確認し、シンガポール入国時に現行の水際措置が適用されるよう準備しておくことをお勧めする。 

  

引き続き世界の新型コロナ感染状況を監視し、新型コロナに強い国になるための我々のロードマップと連動して水際措置を調整する予定。 

  

旧正月(CNY)祝祭期間中の注意事項 

  

オミクロン株による社会・経済への影響は、高いワクチン接種率、ブースター接種率により、軽減されるものと確信している。特にCNY期間中は、下記の「安全管理対策(SMM)」を遵守すること。 

  

 家庭訪問:集会の人数の上限は5人とする。そのため、1世帯あたりの訪問者数は1日5人まで。特に、高齢者やワクチン未接種の家族がいる場合は、事前にワクチン接種を受けることをお勧めする。 

  

 飲食店での食事:飲食店でのリユニオンディナーやその他のCNYの食事も含め、飲食店での 一般的な規則が引き続き適用される。人数上限は5人までとし、それを超える複数テーブルの予約は、同一世帯の人を除き、許可されない。 

  

 その他の宗教的または習慣的な活動:宗教的な行列や晩餐会(会社主催の食事会を含む)を 含む大規模なイベントは、コロナウイルス大規模拡散を避けるため、引き続き許可されない。