政府は3月24日、コロナ対策規制の緩和について発表を行いました。主な変更点は下記のとおりです。(3月29日以降対象)
a. グループのサイズ
ー>会食などの人との集まりの人数制限を5人から10人に。1世帯当たりの訪問者数も1回10人までに
b. マスクの着用
ー>屋内は今まで通り着用必須。屋外は任意に変更。
c. 職場の要件
ー>在宅勤務が可能な従業員のうち、75%まで出社を認める。
d. セーフディスタンス
ー>マスク未着用時は1mのセーフディスタンスを維持。
e. 施設収容力(3月4日以降)
ー>参加者1000人以下の場合、定員制限なし。参加者1001人以上の場合、定員は最大75%まで可。
但し、マスク未着用の場合は、1mのセーフディスタンスを維持。
f. 飲食店での食事
ー>ワクチン接種済みの10名まで会食が可能に
g. 飲酒
ー>夜22:30以降のお酒の提供が可能に
h. ライブパフォーマンス
ー>飲食店を含むすべての場所でライブパフォーマンスやライブ中継の上映が可能に(マスク着用の10名以下に限る)
▼MOH本文はこちら *プレスリリース原文内のAnnex A B Cのハイパーリンクをご参照ください。
MOH | News Highlights
▼日本語要約
国民の度重なる努力並びに協力の下、国内の1日の新型コロナ感染者数、入院者数は着実に減少している。新型コロナ以外の入院患者数の増加により、医療従事者の作業量は依然として多いものの、全体的な状況は大きく改善された。この状況を受けて、3月29日より、コミュニティ内の安全管理措置(SMM)が大幅に変更される。*詳細は、プレスリリース原文内のAnnex Aのハイパーリンクを参照。
●グループサイズ
グループ活動の人数が最大5名から10名に、1世帯あたりの訪問者数の上限を、1回5名から10名に緩和。
●マスク着用
屋内は今まで通り着用必須。屋外は任意に変更。但し、人混みや体調が万全でない場合は、屋外でもマスク着用が推奨される。屋内とは、オフィスビル、ショッピングモール、公共交通機関(電車やバスで通勤する場合)など、出入り口が明確に定義されている建物/場所すべてを指し、ホーカーセンターやコーヒーショップも含まれる。HDBの屋外、店舗ブロックの通路、バス停,公園などが屋外とみなされる。*詳細は、プレスリリース原文内のAnnex Bのハイパーリンクを参照。
●職場の要件
在宅勤務が可能な従業員のうち、出社可能な上限は50%から75%に。
●セーフディスタンス
マスク着用時、個人間やグループ同志の距離を1m以上保つ必要はない。マスク未着用の場合、1m以上のソーシャルディスタンスを保つことが引き続き義務となる。ただし、マスクをしていても大勢が集まることは避けること。
●施設収容能力
参加者1000人以下ー>定員制限なし。
参加者1001人以上ー>定員の50%から75%に緩和。マスク非着用のイベントの場合1メールのセーフディスタンスを保つ必要あり
*詳細は、プレスリリース原文内のAnnex Cのハイパーリンクを参照。
●飲食店での食事
入口でワクチン接種別チェック(VDS)を行っているホーカーセンターやコーヒーショップ並びに、飲食店では1グループ10名までが飲食可能に。
飲食店経営者の業務負担を軽減するため、全ての飲食店において、入口でのVDSチェックを必要とせず、ワクチン接種済みの5名までの少人数での着席を許可する予定。その代わり、これらの場所で食事をする人がワクチン接種済だけであることを確認するためにランダムなスポットチェックが行われ、食事をする人はルールを守る責任がある。これは、特にホーカーセンターやコーヒーショップのように、場所を封鎖し、入場場所を設置することが困難な飲食業者にとって、より容易な方法となる。
●飲酒
午後10時30分以降のアルコール販売・飲酒が可能に
●ライブパフォーマンス/ライブ中継
飲食店を含むすべての会場でライブパフォーマンス解禁される。また、屋外でのライブや路上パフォーマンスも再開できる。但し、マスク未着用の10人以下のグループに限る。また、飲食店でのライブ中継や録音されたエンターテインメントの上映制限も解禁される。
●発声を伴う活動
以前は、感染のリスクが高いという理由で、集団での発声を伴う活動には強い態度で臨んでいた。しかし、現在は状況も改善し、この制限を緩和する。発声中はマスクを着用することを条件に、大人数での発声を伴う以下の活動を許可する。
a. 会衆歌唱および詠唱
b. イベントでの観客・観覧者・参加者による声援
c. 学校を含む一般的な場での歌唱
●社会的イベントや大規模な集会
人生の重要なイベントである結婚披露宴を除き、ガラディナーや企業のディナー&ダンスイベント(D&D)、誕生日や記念日など、大規模な社交行事やイベントは許可されていなかった。しかし、国内の感染状況が安定してきたこと、また他のイベントとの整合性を考慮し、このような社交イベントや集会が再開される。
上記の変更は3月29日から適用される。
また、バー、パブ、カラオケ、ディスコ、ナイトクラブなどのナイトライフ事業の安全な再開についても、別途検討中。これらは感染リスクが非常に高く、一般的に現行のSMMを遵守することがより困難な活動な為、MTIとMHAが、今後数週間のうちにこの分野の再開に関する最新情報を提供する予定。