インドネシアM&A概況と特徴、M&Aのメリット、実例を紹介
弊社は日系として数少ないインドネシアのM&A「売」企業を専門に扱うM&Aアドバイザリーサービスを提供しております。シンガポールの地にて2010年8月に創業をしたGlobal Partners Consultingという日系コンサルティングファームです。(M&Aアドバイザリーだけではなく、海外進出アドバイザリー、会計事務所の機能も持っています。)
弊社は、日本企業のM&Aによるインドネシア進出を促進するために、インドネシア現地の売り案件企業の発掘を愚直に実行しています。
本ページでは、インドネシアのM&Aに関する情報を発信しております
- インドネシアにおけるM&A件数と金額
- インドネシアのM&A特徴
- インドネシアのM&Aメリット
- インドネシアM&A(売り案件)例
インドネシアにおけるM&A件数と金額
2019年7月-12月におけるインドネシアのM&A件数は17件でした。ASEAN全体では162件ですので約10.5%がインドネシアということになります。
金額ベースで見た場合は、約US$41.2億とASEAN全体の約18.4%を占めています。
参照)https://assets.kpmg/content/dam/kpmg/jp/pdf/2020/jp-nl-corridor-vol2-j.pdf
インドネシアのM&A特徴
インドネシアはどちらかと言うと自国保護が強く、規制の壁が高いと言えます。(JETROが発表しているネガティブリスト)
シンガポールなどの国と比べた場合、法整備も発展途上ですので、公的機関とのコネクションなどもスムーズに話を進めていく上で、まだまだ重要な部分です。
外国人だと上手くいかなったことが、現地パートナーがどこかに電話一本を入れると一気に手続が片付いた、なんてことも実務上、頻繁に耳にする話です。
インドネシアのM&Aメリット
インドネシアM&Aのメリットは何と言っても世界第4位の人口でしょう。
経済発展に伴い中間所得者層も増加し、国内消費が非常に活発です。
親日的な国で、日本ブランドや日系企業へのイメージも非常に良いです。
相対的な賃金の安さから、生産拠点としても魅力があります。
以下は、2015年と2017年の日系進出企業数のデータです。
多くの日系企業がインドネシアに進出していることが分かります。
インドネシアM&A(売り案件)例
No. 44 | インドネシアの物流ソリューション会社 |
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事業内容 | 物流ソリューション(倉庫ラック・システム、メンテナンス・サービス) |
売却理由 | 現株主の引退 |
売出し割合 | 100%の売却希望 |
希望金額 | EBITDA倍率: FY19 EBITDAの10倍 |
コメント | 同社の顧客ベースを活用したい企業 |
弊社のM&A売り案件リストは以下をご覧ください。
M&A売り案件
弊社では、インドネシアはもちろんのこと、ベトナム、シンガポールの売り案件も取り揃えております。東南アジアへのM&Aという手法を使っての、進出、事業拡大にご興味のある日系企業様、「買い」側のM&Aアドバイザー様はお気軽にご連絡をください。
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